コニカミノルタ最後の一眼レフ
コニカミノルタとなり、現在はSONYに脈々と受け継がれているαの血筋。
コニカミノルタとして最後に開発されたデジタル一眼レフ、α Sweet DIGITALを購入しました。
2005年発売の610万画素APS-C搭載機
なぜ今この機種かというと、写真印刷をお願いした某写真店で出会ったからです。
刻まれたKONICA MINOLTAを見て思わず手に取ってからは、なぜか購入まであまり躊躇しませんでした。
今持っているX-A1がミラーレスカメラなので、「ファインダーを覗く」ことを知らなかった私には、一眼レフは持っておきたい願望がありました。
どうせ買うなら、周りの人が持っていないものを、という性分も手伝ったのでしょうね。
時代を感じさせるシルバー。決して安っぽさはありません。
スペック
今のデジカメと比べれば見劣りします。それは仕方ありません。10年前のものですから。
有効610万画素APS-CサイズのCCDセンサー。
一昔前はCCD>CMOSと言われていたらしいのですが、今では裏面照射型CMOSの独壇場と感じます。
この良し悪しについては、これからいっぱい撮ってみても、分かるかどうか…
記録メディアはコンパクトフラッシュ。
初めて見ました。もちろん持ってません。慌ててSDカード用の変換アダプタを購入しました。
当時話題になったらしいのが、世界初のボディ内手ぶれ補正機構「アンチシェイク」。
全てのレンズで手ぶれ補正が効くようになる、ということですね。
重量は本体のみで590g、レンズをつけるともっと重くなるわけです。
ちなみにX-A1は280g。持ち替えた瞬間に軽さを感じました。
外観
数枚写真を撮ってみました。ちなみにサムネイルはDesire 626、それ以外はX-A1での撮影です。
クラシックとはまた違うフォルム、ブラックと迷いましたがシルバーもよいです。
ひっそりと主張するAnti Shakeのモチーフ。
上部コマンドダイヤル。シャッター近くのダイヤルで絞りをいじり、フラッシュ挟んだ反対側にホワイトバランスをいじるダイヤルがあります。
背面です。右下のスイッチでボディ内手ぶれ補正のON/OFFを切り替えます。
電源は左上にあります。
フラッシュ展開。メカニカルな仕組みはなく、手で開けるタイプです。
画面ON。16GBのSDカードを挿したことで、2539枚エクストラファイン画質のJPEGが撮影できます。必要十分な情報が揃っているように感じます。
撮ってみた
AQUOS Xx2 miniです。若干フォーカスが外れましたが、カメラ部の微妙な出っ張り具合がよく分かります。少し色味が青寄りですね…
X-A1とXF18mm。黒が潰れてしまいました。こちらもフォーカスがゆるいですね
まとめ
すみませんいい写真撮れるまで練習しますごめんなさい。
X-A1と同じ感覚で扱うと大怪我しそうです。特にX-A1はヒストグラムがリアルタイムで出るので露出を適正に調整できるのですが、αSweet DIGITALはそうもいきません。
ISO感度もあまり上げられないので、室内では四苦八苦します。しました。
外だともっと上手に撮れると信じたいです。
10年前のカメラを使っていた人はご教授いただけるとありがたいです。よろしくお願いします…
ソース: デジカメWatch;【新製品レビュー】コニカミノルタ α Sweet DIGITAL(ハードウェア編)
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2005年秋からαSweet DIGITALを使っています。今でも活躍の場面は減ってきましたが、現役バリバリです。新たにユーザーの方が増えて非常に嬉しいです。
返信削除さてこのカメラですが、少し判りにくいですが当時「高級機キラー」と言われた様で色温度フィルターなど細かい設定をできるようです。難しいので全然使っていませんが・・・。
アンチシェイクの効果はかなりあります。1/30秒というスローシャッターでも手ぶれを抑えてくれます。さらにファインダーがとても明るくボケの具合も分かりやすいです。なおファインダーは今流行りの液晶ではなく光学ファインダーです。プレビューボタンもあり絞り込んだ時の被写界深度も分かります。「黒がつぶれる」とのことですが、感度設定にLo80があると思いますが、これは黒つぶれを限りなく防ぎます。逆に白く飛び場合はHi100があります。
最近のカメラはヒストグラムが出るんですね。確かにあれがあった方が分かりやすいと思います。16GBのSDカードを認識したとのことですが大変参考になります。メーカーではCFで4GBまでしか保障してくれていませんので・・・。
いいカメラですので末永く使ってやって下さいませ。
閲覧・コメントありがとうございます。
削除ユーザーの方に見ていただき光栄です。1/30秒でも手ブレを抑えてくれるのですね… 最近のカメラにも引けを取らないということですか。その分Lo80が組み合わせられるケースが増えてくれば、室内でも撮影しやすそうです。
最近カメラを手に外出する機会も減っているのですが、せっかく教えていただいたので時間を見つけて撮りに行ってみようと思います。ありがとうございます。