フジ×フジ、合わないわけがない!
写ルンですが何かなんて今更説明不要かとは思いますが、一言で言うと「レンズ付きフィルム」です。おわり。
その写ルンですを写真屋で現像した後の本体からレンズを再利用し、ミラーレスカメラ用のレンズユニットとして生まれ変わったUtulensを購入しましたのでレビューします。
作っているのは熊本の会社
熊本県に社を構える合同会社ギズモンから販売されています。
地元企業ということで、応援したい意味でも購入しました。
同社のオンラインショップで取り扱い中です。
GIZMON Utulens / ギズモショップ - GIZMOSHOP -対応マウントはマイクロフォーサーズ、Eマウント、Xマウント、EOS Mマウント、Nikon1マウントの5種類。
https://www.gizmoshop.jp/products/detail.php?product_id=402
工程の都合上、あまり大量に用意できないようで、 現在も品切れとなっています。
LINE@で友達登録して、入荷通知を受け取った瞬間に注文するのが一番です。
ここ数回、入荷して1日経たずに全マウント用が品切れになっています。
開封、中身を確認
Utulens本体とマウントアダプター、ポーチとレンチ、説明書が中に入っていました。
商品説明をよく読まずに買ったのですが、ライカLマウントに装着するUtulensと各マウントへのアダプターがセットになっているのが本製品です。
(Lマウントカメラへの直接接続は保証対象外とのことですが…)
期せずしてマウントアダプターが手に入ったので一粒で二度美味しい思い。これはレンズ探しの旅に出る予感がします。
レンズに貼るシールが4種類付属していました。貼り剥がしが可能なようで、さらに商品ページからテンプレートファイルをダウンロード可能。自分の好きな図柄をシール紙に印刷してドレスアップできます。
さくっとスペックを確認しておきます。
焦点距離 | 単焦点32mm |
絞り | F16 |
フォーカスレンジ | 1m~∞ |
重さ | 46g |
装着!かわいい!かわいいよ!!
X-T20に装着しました。かわいい。スーパーかわいい。
アイキャッチの写真の方が分かりやすいですが、マウントアダプターを使っているにも関わらずとても薄いです。いわゆるパンケーキレンズのサイズです。
アダプターは金属製ですが、レンズユニットはプラスチックなので大変軽量です。
あああ!A1ちゃんに嵌めるともっとかわいい!!ハイパーかわいい!!!!!超かわいい。 pic.twitter.com/X1pvpASOzJ— ていな (@teina1017) 2017年11月9日
A1ちゃんかわいいよ!!!!!!
作例を紹介
ISO: 400 SS: 1/320s EV: +0.7
ISO: 400 SS: 1/400s EV:+0.7
ISO: 400 SS: 1/1700s EV:+0.7
ISO: 400 SS: 1/350s EV: +0.7
ISO: 400 SS: 1/280s EV: +0.7
ISO: 400 SS: 1/280s EV: +0.7
ISO: 400 SS: 1/1000s EV: +0.7
ISO: 400 SS: 1/1250s EV: ±0
ISO: 400 SS: 1/300s EV: ±0
ISO: 1600 SS: 1/6s EV: +0.7
ISO: 3200 SS: 1/8s EV: ±0
明るいところは問題なく撮影できましたが、逆光や夜景は難しいかな、という印象です。撮影者の腕に依るところだとも思いますので、話半分くらいに受け取っていただければ幸いです。
今回は撮影後の編集は一切行っておりません。色の出方はUtulens+X-T20による本来のものです(フィルムシミュレーションはVelviaのままでした…)。
総評: かわいさと手軽さと確かな写り
単焦点かつ絞り固定で、「いつでもどこでも使える」レンズでは決してありません。
しかし、レンズキャップをつけているのとほぼ変わらないくらいのサイズ・重量でレンズをつけていられるという優位性があります。多機能レンズキャップXM-FLを思い出しますね。
写ルンですのレンズを使っているので、富士フイルムのカメラと合わせればこれはもはやデジタル写ルンですと言っても7割位過言ではないでしょう。
撮影シチュエーションが日中であれば十分に活躍できるはず。
4,000円という価格もいいですよね。アクセサリーを買う感覚でレンズとマウントアダプターが手に入るなんてめっちゃ気持ちよくないですか。
あとね、かわいい。
買ってよかった。
以上、写ルンですのレンズを使ったUtulensのレビューでした!
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