悩み過ぎて嗚咽を漏らしてしまう人のために
富士フイルムからミラーレスカメラの新型、X-T20が発表されました。
高い機動性と優れた操作性を発揮するボディデザインに、独自開発2430万画素センサーを搭載 ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-T20」新発売 : ニュースリリース | 富士フイルム
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1142.html
前世代機となるX-T10同様、上位機種であるX-T2をベースとした中位機種です。
X-T2を買うつもりだった私は、あまり気にも留めていなかったのですが、よくよく中身を見てみると熟考しないともったいない機種であることが判明。
例のごとく富士フイルムサービスステーションで実機を見て、スタッフさんにいろいろ訊いてみました。スペックや特徴を以下に比較します。
私のように悩みすぎて泣いている方の参考になれば幸いです。
シートのスペックにほぼ差はなし
まずはスペックシートでの比較。
差異があるところは項目名を青、個人的に勝っていると思った点を赤で示します。
差異があるところは項目名を青、個人的に勝っていると思った点を赤で示します。
X-T2 | X-T20 | |
有効画素数 | 約2430万画素 | 同左 |
センサー | APS-Cサイズ X-Trans CMOSⅢ | 同左 |
プロセッサ | X-Processor Pro | 同左 |
記録画素(最大) | 3:2 6000×4000 16:9 6000×3376 1:1 4000×4000 |
同左 |
本体サイズ | 幅132.5mm 高さ91.8mm 奥行き49.2mm(最薄35.4mm) |
幅118.4mm 高さ82.8mm 奥行き41.4mm(最薄31.9mm) |
重量 | 507g(バッテリー装着時) | 383g(バッテリー装着時) |
撮影感度 | ISO200~12800(1/3ステップ) 拡張 ISO100/25600/51200 |
同左 |
測光方式 | TTL256分割測光 マルチ/スポット/アベレージ/中央 |
同左 |
露出補正 | -5.0EV~+5.0EV | 同左 |
シャッタースピード (メカニカルシャッター) |
30~1/8000秒 | 30~1/4000秒 |
シャッタースピード (電子シャッター) |
30~1/32000秒 | 同左 |
シャッタースピード (フラッシュ同調速度) |
1/250秒以下 | 1/180秒以下 |
連写 | 8コマ/秒 11コマ/秒(バッテリーグリップ装着時) 14コマ/秒(電子シャッター) | 8コマ/秒 14コマ/秒(電子シャッター) |
フォーカスモード | シングルAF/コンティニュアスAF/MF (コントラストAF/位相差AFのハイブリッド) |
同左 |
フォーカスエリア | シングルAF: 13×7/25×13から可変範囲で選択 ゾーンAF: 13×7の91エリアから3×3/5×5/7×7のエリア選択 |
同左 |
フラッシュ | 外付け(同梱)、ガイドナンバー11 | 内蔵、ガイドナンバー7 |
ファインダー | 0.5型有機ELファインダー(236万ドット) 倍率0.77倍 |
0.39型有機ELファインダー(236万ドット) 倍率0.62倍 |
液晶モニタ | 3型104万ドットTFT液晶3方向チルト | 3型104万ドットTFT液晶2方向チルト タッチパネル搭載 |
動画 | 4K撮影 連続最大10分 バッテリーグリップ装着時:30分 |
4K撮影 連続最大10分 |
フィルムシミュレーション | 15種 | 同左 |
記録メディア | SDXCカード(UHS-Ⅰ/UHS-Ⅱ対応) | SDXCカード(UHS-Ⅰ対応) |
撮影可能枚数 | 静止画340枚 | 静止画350枚 |
撮影の核となるプロセッサとセンサーはX-T2と同等。
その他の機器性能も、X-T2と大きな差はありません。シャッタースピードは目立ちますが…
X-T2が優れているところ
続いて、スペックではなく機能の比較です。X-T2にのみある機能がこちら。
タッチパネルやオートモードなど、使いやすさを考えられた新機能。
素晴らしい画質でありながら、家族で共用できるカメラになりそうです。
- BOOSTモード搭載
- バッテリーグリップ装着による更なるブースト機能
- フォーカスレバー搭載
- AF-Cカスタム設定のユーザー設定
- マグネシウム合金ボディによる堅牢性・高耐久性
- 防塵・防滴・耐低温(-10℃)
- デュアルカードスロット(JPEG/RAW振り分け記録可能)
- 縦位置撮影時の上方向チルト
- ISO感度ダイヤル搭載
- 大型ボディによる高グリップ性
さすが上位機種、X-T20と比べて強い点がたくさんあります。
特にAF-Cカスタム設定は、シチュエーションに合わせた5種類のプリセットに加えて、自分で設定ができます。X-T20ではプリセット設定は使えますが、自分仕様の設定はできません。
どのような環境でも撮影できるプロ仕様のX-T2。
色々なところで撮りたい!という人にはやはりおすすめできるフラッグシップモデルですね。
X-T10が優れているところ
では、対するX-T20のみある機能。
- アドバンスドSRオートモード搭載
- タッチスクリーンによる操作
数こそ少ないですが、魅力的な優位点です。
オートモードにはレバー一発で切り替えることができ、カメラ慣れしていない人に代わりに撮ってもらうときでもこれでなんとかなりそう。
さらに、新たにモニタがタッチパネル搭載に。任意のポイントにフォーカスをあてたり、そのまま撮影することが可能です。再生モード時はスワイプでコマ送りも可能。
X-T2のフォーカスレバーをオミットした代わりのタッチフォーカス。使いようによってはこちらが便利かもしれません。
ただし、フォーカスレバーはファインダーを覗いているときにも使えますが、タッチフォーカスはモニタでプレビューしているときしか使えません。
ファインダー使用時にフォーカスエリアを調整する際は十字キーを使います。
タッチパネルやオートモードなど、使いやすさを考えられた新機能。
素晴らしい画質でありながら、家族で共用できるカメラになりそうです。
レンズ一本買える価格差をどう見るか
シルバーで縛ればその差は更に広がります。X-T2のグラファイトシルバーエディションはレンズ無しで20万円を超えます。
X-T2は高いなりの良さがもちろんありますが、X-T20もなかなかに魅力的です。
さぁ!どっちを!買 い ま す か!!!
X-T2グラファイトシルバーエディションを待ち続けていた私の前に突然飛び込んできたX-T20。
普通のシチュエーションでの撮影だけを考えればスペック差に何の遜色もありません。
個人的に、X-T2のちょっと丸っこいデザインが好きなのですが、持ち出しを考えると100gの重量差はなかなか大きい。実際、X-T20を手にもった瞬間「軽っっっっっ」と感じました。
X-T2はまだ自分に持て余すかもしれない、けれどいい写真を撮りたいと考えている人にはX-T20はとてもおすすめだと思います。
今ならエントリーして購入して応募するだけで先着3000人にハンドグリップが貰えるキャンペーンが行われていますよ。
対して、妥協のない仕上がりであるX-T2。これ一台とレンズで撮影をされるプロカメラマンがいるほどのカメラです。いつだってどこだって最高を求めたい人は、X-T2とX-Pro2で迷う迷い方もアリです。
本当にまじでどうしようどっち買おう悩みすぎて辛すぎる・・・苦しい・・・
今ならエントリーして購入して応募するだけで先着3000人にハンドグリップが貰えるキャンペーンが行われていますよ。
X-T20デビューキャンペーン | 富士フイルム
http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/promotion/xt20_cp/
対して、妥協のない仕上がりであるX-T2。これ一台とレンズで撮影をされるプロカメラマンがいるほどのカメラです。いつだってどこだって最高を求めたい人は、X-T2とX-Pro2で迷う迷い方もアリです。
本当にまじでどうしようどっち買おう悩みすぎて辛すぎる・・・苦しい・・・
スポンサーリンク
スポンサーリンク
0 件のコメント :
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。